SCTE Cable Tech EXPO 2020

米国時間の10月15日(木)、掲題の恒例EXPOが無事終了しました。
今年はCOVID-19の影響で、全てがオンライン開催でした。

EXPOの完全なオンライン化は初めての試みで、開催前はどうなる事やらと思ってましたが、私個人としてはむしろオンラインの方が後でビデオを見る事ができ、各ワークショップのスケジュール重複に制約を受けず、むしろ利便性が向上しました。
フルパスで無料というのも地味に嬉しかったです。
おかげでこの3日間、日本時間で深夜帯の23:00~04:00、ずっとネットで各セッションを見続けて寝不足という、サッカーのワールドカップの時みたいな一週間でした。

全体を通した共通テーマは、「今日のCATV事業者は明日のモバイル事業者」だと感じました。FCCによる3.5GのCBRS化を踏まえた各社エバンジェリストによるスモールセル啓蒙が本格化し、5Gバックホール化がホットな話題でした。
CATV事業者のモバイル化もありますが、逆に欧州では従来モバイル大手として著名だったボーダーフォンがCATV事業者となった逆事例も生じており、いよいよ両者の垣根がなくなりつつあり、この潮流には日本も遅れずに追随すべきと感じました。

モバイル化という大きな流れの各要素技術として、DOCSIS3.1/4.0の5Gスモールセルバックホール化やNETCONF/YANGの積極活用によるSDN/NFV、AIの浸透などが具体性を持って語られていたのが今年のEXPOの特長でしょうか。

個人的には結構示唆に富んだ内容でした。
次回以降、何回かに分けて印象をアップしようと思います。