CES2023
2022年と異なり、COVID-19パンデミックのネガティブな影響がようやくほぼ解消されての展示である。2022年の5割増しの床面積となった各会場では、展示内容もパンデミック対策の側面が色濃かった昨年迄から一変し、ポジティブな近未来像を提案する、本来のCESらしい展示が増えていた。特に、全会場を通じて自動車関連展示の充実・深化が著しく、LVCC ループのドライバーとの雑談でも見解が一致したのだが、もはやCESが一昔前のモーターショーの様相を呈していた。従来の自動車産業界からは、BMWのキーノート登壇や、2021年のニュースであった新生ステランティス (本部:オランダ) の展示等、ここ数年のGMに続く水準での積極的な意気込みを感じた。
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